一般の白髪染めには身体に良くないジアミン系の成分が含まれていると知っていましたか?
ジアミン系はその危険性から、海外のあらゆる製品への添加が禁止されている成分でもあります。残念ながら日本では配合が禁止されてはいないので、いまだに白髪染めやヘアカラーに配合されて使われています。
国が認めている以上、製品に入っていても違法ではないのですが、私たちが何も知らずに使い続けていて良いものではありません。
白髪染めが危険だと言われても、白髪が目立つままでは気になって外出も出来ないですよね。ただ、キレイな黒髪にするために白髪染めを使うのに、薬剤で髪の毛が傷んでゴワゴワにまとまらなくなってしまっても、確かに本末転倒です。
健康に影響がなく、髪の毛の美容にも良い製品はないものかと探している人も多いですが、それなら選ぶべきピッタリのアイテムがあります。
それが、最近非常に注目度が上がっているジアミンフリーの白髪染めです。
白髪染めの成分の中で重大な健康被害例が出ているのは、染毛剤の主成分であるジアミン系の物質です。ジアミンフリーの白髪染めにはこのジアミン系の物質が含まれません。
これなら安心して白髪染めが使えますし、髪の毛や頭皮も傷めない工夫がされているのも嬉しい点。
白髪染めドクター
目次
ジアミンフリーの白髪染め一覧
ジアミンフリーで安全な白髪染めはコレ!
利尻ヘアカラートリートメントは危険なジアミン、パラベン、酸化剤、シリコン、鉱物油を不使用の無添加で安全な白髪染め。利尻昆布エキスをベースに植物由来の28種類のうるおい成分も配合。使い方も簡単でシャンプーした後に髪の毛に満遍なく塗って10分間放置(じっくり染めたい方は30分程度が目安)してから洗い流すだけ!髪や頭皮に優しい売り上げ日本一の安全な白髪染めです
価格 | 単品:2,200円(税込) 単品(2本セット):4,400円(税込) |
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容量 | 200g |
カラー | ライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラック |
主な成分 | シコンエキス、クチナシエキス、ウコンエキス、アナトーエキスなど |
LpLp(ルプルプ)はジアミンフリーで植物由来の天然染料を使用した無添加白髪染め。ルプルプは「微アルカリ性で」白髪が染まりやすいのが特徴。ガゴメ昆布をベースにフコイダンや天然色素(ベニバナ、クチナシなど)を配合。天然色素で白髪を染めるから髪にも頭皮にも優しく安全に白髪染めができます。
価格 | 単品:2,178円(税込) 定期(2本セット):3,564円(税込) |
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容量 | 200g |
カラー | ブラウン、モカブラウン、ダークブラウン、ソフトブラック |
主な成分 | ガゴメエキス、フコイダン、ベニバナ、クチナシエキス、藍の葉など |
白髪をしっかり染めるポイント
ジアミンフリーの白髪染めはとても安全に使える白髪染めだけど1回でバシッとは黒くはなりません。何度も使っていくうちにナチュラルに黒髪に戻っているといった感じでしょうか。
まーそっちの方が黒染めしたことがバレなくて良いという人も多いんですが、できるだけ早くに白髪を染めたいっていう人もいると思います。
その場合は通常1回のところを、初日に3回連続で使用します。さらに待ち時間も10分ではなく20分~30分に増やします
そうすることで通常よりも早くに白髪をナチュラルに染めることができます。1回黒く染まったらあとは週1回程度のペースで使って自然な黒髪をキープしていく感じがベストです。
白髪染めドクター
ジアミンフリー白髪染めについて
安全で髪にも優しい
白髪染めで起こり得る健康被害を避けるためには、原因物質であるジアミン系の物質を排除することが一番重要です。これらの白髪染めは、ジアミンフリー、もしくはノンジアミンなどと言われるもので、アレルギーの原因となる物質を一切含みません。
すでにジアミンアレルギーを発症してしまった人にも使える白髪染めとして人気ですが、もちろん、アレルギーの予防のためにも使える逸品。
天然素材を使った優しい染め心地のものも多く、安全で髪の毛も傷めない工夫もされています。トリートメント成分を含むものもあり、色を徐々に染めながら髪の毛をいたわることも出来るのは嬉しいですね。
ほとんどの製品は強い発色があるわけではなく、使い続けることで色を定着させるものですが、髪の毛に良い効果を与えることが可能です。簡単なのは入浴時に使うだけでキレイに染められる製品で、手間がないため人気が高くなっています。
劇薬を排除した半永久染毛料
一般の白髪染めは医薬部外品指定を受けているもので、薬事法で定める強い劇薬を含むものです。ドラッグストアで売られているのにはそれなりに訳があり、医薬品のように強い影響を人体に与える可能性があるという意味なんですね。
あまりにも普通に流通しているのでかなり安易に捉えている人も多いですが、実はもともと取扱には注意が必要な薬剤です。白髪染めは「永久染毛剤」と呼ばれ、薬として考えるべきものだったのです。
これに対して劇薬を排除したジアミンフリーの白髪染めは、「半永久染毛料」という区分となり、化粧品と同じ扱いになっています。
つまり、人体に強い作用はないので、長く使い続けても大きな問題は起こらないと薬事法上でも明確にされているのが、新しい白髪染めなのです。
成分のジアミンに注意を
一般的に、使う時に1剤と2剤とを混ぜ合わせる方式の白髪染めは劇薬を含む製品と考えて良いですが、それ以外にも劇薬を含む製品はあります。
混ぜるもののほうが化学反応が強いので、刺激も強いのは確かですが、別々の容器入っていないから安心というわけでもないので注意しましょう。大事なのは成分表示をしっかり見て、該当する成分が含まれているかどうかをチェックすること。
髪に優しい天然素材を主成分として使っていると書かれていても、そこにジアミン系の物質が少量でも含まれていたら、結局何も変わりはしません。
ジアミンフリーの白髪染めは、劇薬は一切含まず髪の毛を傷める成分を含みません。
それだけ効果はマイルドなので、即効で真っ黒に染めたいという人には向かないかもしれませんが、毎日使えばすぐに色は定着します。手軽で安全ならそれが一番ですし、すでにアレルギーを発症した人が白髪染めをしたいなら、確実に選ぶべき製品です。
ジアミンが入った白髪染めは危険
白髪染めの成分で注意したい危険な成分は、ジアミン系の物質です。
ジアミン系成分の毒性とは
アメリカでは、美容師の約20%がジアミン系の物質による健康被害を持っているという統計があります。毎日たくさんのヘアカラーを使用していたためでしょう。
ジアミン系の物質の毒性は強く、皮膚から吸収するだけでも命に関わるアレルギー症状が起こる場合があります。万が一誤飲するような事があれば、最悪の場合命を落としてしまう恐れもあります。
その毒性の強さは農薬以上という指摘もあり、白髪染めには農薬の100倍以上も毒性があるとも言われています。農薬を直に頭皮に振りかけるという怖さ・・・あなたは想像出来るでしょうか?
人間の肌は、触れたものを少しずつ吸収して体内に蓄積してしまうのですから。
いつ現れるのかわからない怖さ
蓄積される毒性の怖さは、簡単に基準を設けることが出来ないという難しさがあるのは事実です。個人差が非常に大きく、1年で被害が出る人、10年で被害が出る人、もしくは被害が出る前に寿命をまっとう出来る人、様々です。
毒性があることが分かっていながら国が使用を禁止するところまで行っていないのは、健康被害が出る場合と出ない場合との線引が曖昧だからでしょう。
でもいつ現れるかわからない、明日現れるかもしれないという恐怖を抱えながら、無理に白髪染めやヘアカラーを使い続けるメリットが果たして本当にあるのでしょうか?
指摘される発がん性
ジアミン系の物質で特に発がん性が指摘されるのは、パラフェニレンジアミンです。
パラフェニレンジアミン(PPDA)は、ほんの少量吸い込んだだけでも気管支や粘膜に健康被害が出るほど毒性の強い物質です。腎臓障害や骨格筋細胞の破壊などが懸念され、発がん性物質として製品への使用を禁じている国もあります。
日本では残念ながら何の制限もなく自由に使われていますので、避ける場合には自分で意識を持って製品を選ぶ必要があります。もちろん、頻繁に白髪染めを使用していたとしても、生涯健康被害が起きなくて済む確率もゼロではありません。
ただ、健康被害が起こる確率もある以上、危険な賭けとなることは知っておくべきです。
白髪染めドクター